先日名古屋で見てきました。
どーうしても、早く見たかったので(笑)
見る前から思っていたのですが、かなり私にはツボでした。
ヘルシンキに行ってきてよかった〜。 この映画みたら、絶対行きたいと思うはず。
(幸せなことに、6月からフィンエアーの名古屋ーヘルシンキ直行便が、週3便でます!)
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【注意】この映画は、お腹がすいてるときに見てはいけません!
本当に、どの料理もおいしそうなのです!
さくっと切れるトンカツの音や、生鮭を熱い網に置くときの油の音。ジョワワ〜っと広がるしょうが焼きや、焼き立てのシナモンロールの香り(がしてくるようなのです)。ポタポタと落ちるコーヒーのしずく…、卵焼きの黄色、シンプルな食器にはえる、濃い色の野菜達。仕上げはみんなでほおばるおにぎり!
もう、たまりません…。
あとは色でしょうか。
サチエやマサコの着る洋服のテキスタイルに、森の深い緑、レモンイエローのきのこ!海の青とプールの青、市場の野菜のカラフルな色。どれも、ただカラフルなだけでなくて、光が独特なのです。
マサコ役のもたいまさこさんが大柄の服を着こなしてるのが素敵だったなあ!
私のフィンランドはターコイズブルーのイメージだったのですが、この映画もテーマカラーになっていたような。
それに、やっぱり見てて楽しいのは、ヘルシンキの街並に見覚えのあるところがたくさんでてくるところ。でもやはり、私の行った冬の風景とはちょっと違うところがいい。夏に行きたくなりました。だって、森になんて行ってないもん。キノコ狩りに行きたいわ。
お話は淡々と日常がすすむけれど、ゆるぎないサチエのポリシーに、フィンランド人たちの少しずつ変わって行く気持ちの微妙な変化がうまく対比して描かれていて、かなりよかったです。
サチエ、いいなあ。懐の深い感じが。それは違うのでは?と思ってもすぐには否定せずまず受け入れるところ。私もあんな人になりたいなあと思わせてくれました。
あ、あとね、小林聡美のフィンランド語が素晴らしかった!
ただ、エンディングの井上陽水の曲だけがなんだかちょっと違う気がしました…。
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福井では初夏に公開らしいです。
ぜひ見ましょう!私ももう一度見ます。
★かもめ食堂 公式HP
http://www.kamome-movie.com/
★もう遅いかな?明日4/21のみ名古屋の名演小劇場で先着100名に、
" target="_blank">フィンエアーオリジナルLEDキーライトがくばられます!欲しい〜。
★パンフ素敵すぎる。これってなくなったマサコのかばんなの?!
写真にはとらなかったけど、ポストカートセットもかなりかわいい。グッズは要チェックです。
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わたしのマトカ
片桐 はいり
先日のエントリーのコメントで、ミツヤさんにおすすめされたこの本。
フィンランドロケの裏話やはいりさんの旅スタイルのお話ですが、
かなりおもしろいです!サルミアッキの記述には笑いました。
サルミアッキを食べてみたい方は…ご連絡ください(笑)
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