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今年も無事咲きました。
去年は咲きそうなときに県外へ出かけてしまってほとんど愛でる時間がなかったのですが、今年は自分でももう充分すぎるほど鑑賞し、このサボテンをくれた祖父の仏壇の前にもしばらく飾り、あとなぜか今日は来客も多く、たくさんの人に偶然お見せすることができました。
それでかどうかわからないけど、普通は夜咲き始めて昼過ぎにはだんだん元気がなくなってくるんだけど、今回はまだしゃんと咲いてる。
やはりサボテン氏も「見られて美しくなる」って感じでしょうか(笑)
下記は荒俣宏「花譜博覧」に載っていた、馬場大助「遠西舶上画譜」の一ページ。とっても妖艶に描かれていて迫力があります。
これによるとこのサボテンは「元治元年(1864年)に横浜へ入った」ものらしい。名前は魔剣丸(マケンマル)。ずいぶんいさましい名前ですが、花は優雅で繊細ですね。
また咲きますように。